糖尿病-知人や友人に話しますか

仕事柄、食事を提供してもらうことが多いです。昼食の場合もありますし、宿泊の場合はホテルや研修所などでの食事提供もあります。また、顧客企業の担当者がセットした食事を一緒にいただくこともあります。
糖尿病発覚時は、急にこれまでと違って提供された食事にはしをつけないと、相手がびっくりしたり心配したりすることもあるので、食事を提供してくれることの多い顧客企業の担当者や一緒に食事をすることの多いコンサルタントの知人には「実は糖尿病になりまして、、、」と説明していました。あるとき、説明した相手にぷっと笑われました。何がおかしかったのかわかりませんがあまり心地よいものではありませんでした。以来、本当に必要な場合以外は言わないようにしていました。

カロリー制限度糖尿病治療をしている知人と食事した際のことを以前記事にしましたが、その時には自分が糖尿病になった、とは伝えましたが、糖質制限を行っていることは話せませんでした。話せなかった理由はいろいろありますが、自分が血糖コントロールもまだうまくいっていなかったことも大きな要因です。

このブログを始めた理由の一つは、私と同じような2型糖尿病患者の方が糖尿病治療として糖質制限を行うことで、薬の副作用なし(薬は飲まないので)、低血糖の心配なし(薬もインスリンも使わないので)、合併症の心配なし(過去の高血糖の記憶は消えないにしても新たな血管の損傷は予防できる)で、健康に暮らす人が増えてもらいたい、という願いです。ブログだけでなく、現実社会の中で自分が糖質制限の成功事例として知人に知られるようになることも誰かに役だつ可能性があります。そのように考えて最近は、信頼できる知人、友人には糖尿病になったことを話しています。。
自分がこれからさらに血糖コントロールがうまくいって継続できたら、かつ知り合いの誰かがどうやったのだと関心を持ったときに、糖質制限など自分がやったことを紹介して、興味があったらこのブロブを見て、と言えるようになりたいものだと思っています。

知人に糖尿病を話して感じたことは、
・若い人(何歳以下が若いのかは明確ではありませんが)はどんな病気か知らないし治るものだと思っている
・一定年齢以上になると知識が増え合併症について知っている人もいる、しかし糖尿病にが一生治らないということは糖尿病患者以外はほとんど知らない
・糖尿病を知っていて「生活習慣病」という知識があり、生活習慣が問題なければ糖尿病にはならない(だから自分は大丈夫、糖尿病になって人は生活習慣がだらしない人、生活習慣を見直せば糖尿病は治る)と思っている人もいる
ということです。

「私は糖尿病です」と公表することは心地よくない場合もあるし、もしかすると仕事に不利益を生じる場合もあり得ると感じています。
親しい人、信頼できる知人に、不自然ではない状況で話題にできるとき、話題にしたほうがよいときには伝え棟、というのが今現在の考えです。
結論としては当たり前の話になってしまいました。
(糖尿病治療としての糖質制限の実例になることで誰かにの役だつとよいなあ、と思っていることが、ほかの病気とは違うことかもしれません)
私以外の糖質制限肯定派の糖尿病患者の皆さんはどうしているのか、知りたいところです。

コメント

  1. モン吉 より:

    ホリデーさん、こんにちは

    糖尿病の公表は難しい事ですね。
    私も身内や親せきや親しい知人には公表してますが
    それ以外は公表していないですね

    糖質制限をしている事は、仕事でもプライベートでも公表しています。
    一緒に食事をする時、毎回説明しなくてもいいですから。

    以前私も糖尿病になる前は、糖尿病と聞くと笑っていまいそうな病気
    という印象でした。
    夫婦漫才でも笑いのネタにしていました。
    病気としては深刻なんですけどねえ

    「糖尿病」という病名も良くないですね
    私の糖尿病仲間内では「セレブ病」と言って気を紛らわせています。

    • ホリデー より:

      モン吉さん
      コメントありがとうございます。
      糖尿病の公表については、私とほぼ同じですね。同じお湯にしている人がいるとやはり心強いですね。
      「セレブ病」ですか。なるほど。わかるような気もします。
      『気を紛らわせています。』というところが、よーくわかります。糖尿病であることは大変だけれども受け入れざるを得ないですものね。

      また、気が向いたらコメントお願いします。ブログを続ける励みになります。

  2. neko より:

    こんにちは。
    「プッと吹き出した」って。。。なんて失礼な人!
    読んでいて腹が立ちます。
    若い人が、糖尿病が治ると思っていたり深刻に考えないのは、単に死因となる病名じゃないからというだけのことではないでしょうか。ガン、脳梗塞=死。怖い!みたいな。

    糖尿病とわざわざ言うかどうか、私もホリデーさんの態度に賛成です。先日外食時にウェイトレスさんからデザートを勧められ、まあ、普通に「結構です」と言えばいいのだけど、感じの良いウェイトレスさんだったので「ダイエット中なのでやめておきます^^」と言ったら相手もニコッとしてくれました。

    軽く話す時には「ダイエット中」とか「食事制限中」とか言った方がさらっと流せそうですよね。プッと吹き出されてまた嫌な思いしないで済みますしね。

    • ホリデー より:

      nekoさん
      コメントありがとうございます。
      「プッと吹き出した」は、その態度にむっとしたというのか悲しかったというのか何とも言えないのですが、その反応に驚いて瞬間固まってしまったように気がします。まあ、私が相手の反応を気にしすぎだっただけで、本人は特に悪気がないというか、驚いただけなのかもしれません。

      最近、知人と食事する際など必要に迫られたときは「食事制限してまして」と言っています。だいたいは「そうですか」で話が終わります。こういうやり取りも含めて糖尿病に対処することなんだろうなあと感じます。時間というか慣れが解決してくれることなのでしょうね。そうあってほしいと思います。

      ちなみに「ダイエット中」というのは、50代後半やせ型の男が言うと、言われた相手は驚きそうな気がします。ちょっと私には使えそうにないです。

      またいろいろ教えてください。