日本糖尿病学会も糖質制限を認めてほしい

江部先生のブログを見るとコロナの話題が多くなっています。

糖尿病などの基礎疾患があると重症化しやすい、亡くなった方も多いとなれば、きっとこのブログを見てくださっている糖尿病患者の皆さんも関心が高く、心配もなさっていることと思います。

少なくとも心配性の私はとても心配しています。感染を防ぐための行動はもちろん行うとして、糖尿病患者としてのリスクを下げる(高くしない)ためには、食後高血糖を防ぐことを心がけようと日々生活しています。

がんサバイバーのこたろうのブログによれば、

「中国湖北省でコロナの7,337症例を調査したら、2型糖尿病患者は死亡率や多臓器障害が多かったが、血糖値が70~180にコントロールできていれば死亡率は著しく下がっていました。

とのこと。

血糖値180というのはかなり高いレベルで、私は大丈夫と、ちょっと安心出来そうな気もしますが、、、、

しかし、通常の状態では血糖コントロールできていたとしても、

感染して熱が出たり痛みや息苦しさなどの症状が出ればあっという間に血糖値は上昇します。
加えて、病院食とか糖尿病食を食べさせられるともう大変です。

食後だけでなく、常時180以上ということもあり得るかもしれません。

入院とか隔離という事態になったら、危険性はかなり高くなると思うので、せめて、食事だけでも糖質制限食の選択が可能になれば、、、と思います。

糖質制限で血糖コントロールをしている糖尿病患者がいること、その食事の選択を日本糖尿病学会も認めてくれるようにはならないでしょうか。
切望しています。

日本糖尿病学会の推奨する食事療法を否定するものではなく、それで血糖コントロールできている人たちはそれでよいけれども、

炭水化物の比率が高いと高血糖になり血糖コントロールが困難、低炭水化物で血糖コントロールが可能になっている患者もいることを事実として許容してくれるようになってほしいものです。

米国糖尿病学会が糖質制限食を積極的に推奨しているかどうかはともかくとして、血糖コントロールに効果のある食事パターンであることを認めていることは確かであると思います。

長期的な安全性のエビデンスがないことは否定できないので、あくまで自己責任で、という事になりますが、食事パターンが単一ではないことを認めてほしいと、最近の不安の中で願っています。

コメント

  1. パンプキン より:

    はじめまして。

    糖質制限をなさっている方は皆、学会が糖質制限を認めることが悲願のように、認めるよう訴えていらっしゃいますが、そんなに大事なことですか?

    糖尿病を克服・寛解した方々はみな、しっかりと運動をして炭水化物を摂りながら糖と対峙した人ばかりですが、治らなくとも糖質制限で血糖値コントロールが出来ればいいというのも考え方です。食事療法なんて人それぞれです。自分の考えで好きにすればいいと思います。

    それよりも、優秀な医者が集まっているであろう学会です。もうそろそろ糖尿病完治に向けて何か策を練って欲しいと思います。

    • ホリデー より:

      パンプキンさん
      コメントありがとうございます。
      いただいたご意見、少し考えて記事にしてみます。