糖尿病最初の2年-食事療法の継続

糖尿病が発覚したのが2017年11月10日ですので、2年が経過しました。発覚時9.6だったHbA1c も5.8とまあまあ安定しています。
これからも糖尿病とのお付き合いは続きますが、ここまでの2年間を振り返ってみたいと思います。

この2年間おもに取り組んだこと

・食事は発覚時から糖質制限を開始し継続中
・自己血糖測定を血糖コントロールの支えに
・運動はやったりやらなかったりで、まあまあ継続
・薬は当初使用せず。発覚1年(HbA1c5.9)から、メトフォルミンを服用(糖新生抑制とインスリン抵抗性改善を期待)

糖質制限最初の3か月

食事療法は継続することがなかなか大変だと言われています。私はどうして継続できているのでしょうか。改めてふり返ってみることにします。

糖尿病発覚日(血糖値308が判明)、インターネットを見て、合併症の怖さを知り、血糖値が300超えの状態は合併症発症の危険がある血糖値であると理解しました。
糖質制限で血糖値が下がる(食後血糖値が上がらない)ことをしり、蛋白質の取りすぎ、脂質の取りすぎによるリスクはあるかもしれないが、とりあえず3か月やってみようと決めました。
合併症への恐怖心が食事療法の継続を支えました。

糖尿病発覚1週間、なれない糖質制限に四苦八苦しつつ家の近くで探して糖尿病専門医のクリニックを受診しました。朝食の約2時間後にクリニックで採血しましたが、血糖値は142
低いとは言えませんが、発覚時が308でしたからたった数日で血糖値が下がったと感じたことは、うれしさ、安心感とともに、糖質制限を続ければ血糖値は改善できそうと自信をもてました。このことはとても支えになりました。成功体験は行動継続の支えになります。

まとめると、

合併症への恐怖心 と 血糖値が下がった成功体験

この二つが最初の数か月の糖質制限継続の支えになりました。

恐怖心によるコントロールは健全とは言い難い面もあります。また、恐怖心が消えると安心してしまい食事療法が継続できない、ということも起こるかもしれません。

その後の経過はまた記事にします。

 

コメント

  1. 西村 典彦 より:

    初めてコメントさせていただきます。

    私もホリデー様とちょうど同じころ、2017年12月に自覚し糖質制限を始めました。
    これまでも健康診断やその他の別件での検査のたびに血糖値が高い事は薄々気になっていました。しかし、肥満でもなく中性脂肪も基準値内だし、家族にも糖尿病はいないし。。。と見て見ぬふりを貫いてきました。
    この日も別件での検査だったのですが、「これ糖尿病と同じくらいの数値だけど。。。」と言われ、なぜかこの日は素直に受け入れる自分がいました。そして翌日からよりによって突然スーパー糖質制限を始めてしまったのです。翌日からですが(笑)。
    当日は、これが「最後か~」と思いながらうどんを食べたのが懐かしいです。
    しかし、なぜスーパー糖質制限を唐突に始めたのか、全く覚えていません。
    専門医ではなかったので確定診断がないまま、自己判断でのスタートでした。
    それから2年。50冊を超える一般書、医学書を読み漁り、今に至っています。

    「これ糖尿病と同じ。。。」と言った、あの医者の声はきっと、「神のお告げ」だったのでしょうね。

    • ホリデー より:

      西村様
      はじめまして。コメントありがとうございます。江部先生のグログを始め、各所でコメントを拝見しています。
      私とほぼ同じころから糖質制限スタートなのですね。よい神のお告げがあってよかったですね。
      私と時間の経過の変化として似ている部分もあるのかもしれません。これからもよろしくお願いします。
      それにしても50冊を超える一般書、医学書、というのはすごいですね。各所でのコメントでも専門的な知識に圧倒されています。もともと関連領域の専門家でいらっしゃるのでしょうか。

      • 西村 典彦 より:

        私は、学生時代は土木工学を専攻し、現在はIT系の仕事(あと少しで定年ですが)をしており、医学には全く基礎知識すらありませんでした。
        ただ、妻はその昔、生物学を、息子は応用化学を専攻しており、家族の知識を借りて生化学を何とか理解しようと奮闘していますが、なかなか手ごわいです。

        >専門的な知識に圧倒。。
        本当の専門的な理屈はほとんどわかっていませんが、あれがこうだったら、きっとこれはこうなるはずと表面的なところだけの知識をつなぎ合わせて何とかやっています。本も数多く読めば、だんだんと分かってくるような気がします。別の本を読んでいて、そういえば、あの本になんかそれらしいことが書いてあったなぁ、みたいな感じで、少しずつですが繋がってきます。

        これからもよろしくお願いいたします。

        • ホリデー より:

          返信が遅くなり失礼しました。

          奥様とご子息が関連分野の専門知識をお持ちとは、それは貴重なリソースですね。
          「あれがこうだったら、きっとこれはこうなるはず」というのはどんな学問でも、学んだことを自分のものにしていくステップのように感じます。

          いろいろ教えてください。
          これからもよろしくお願いします。

  2. にょろぞう18 より:

    こんばんは。にょろぞう18です。久しぶりにコメントさせていただきます。自分の近況ですが、このところ様々なストレスからか病気発覚当時はあった闘病へのモジべーションも下がり、A1cも一時上昇気味でした。自己測定も怠りがちになり、当時は熱心に拝見していた闘病ブログもあまり見なくなってしまっていました。これはまずいと思い、今はなんとか5.6程度まで戻せています。ですが手足のしびれや異常な発汗は相変わらずです。また、A1cこそ5.6程度ですが、早朝や食後の自己測定の数値は、ホリデーさんはほぼ横ばいとのことですが、自分の場合2年前より高くなってきています。当然いろいろ理由が考えられますが、何かが変化、あるいは悪化していること間違いないかと思います。この状態にいつまで対応していかなければならないのか、考えると気が滅入りますが、なんとか頑張っていきたいと思います。

    • ホリデー より:

      にょろぞう18さん
      お久しぶりです。
      HbA1c 5.6なら、うまくコントロールできていると思いますが、しびれや発汗は相変わらずですか。ご心配ですね。
      もし糖尿病によるものならよい血糖コントロールが継続すればよくなることもあると思うのですが、長引いていらっしゃるとなると医師を頼った方がよいのかもしれませんね。
      朝や食後の自己測定の血糖値が高いというのもあまり気持ちがよいものではないでしょうね。HbA1cが安定しているので大きな問題ではないのでしょうけれど。
      私だったら、違う医者を探して受診してみるかもしれません。