メトフォルミンに関する情報をいただきました。
情報をいただきどうもありがとうございます。
(コメントではなく、と言い合わせページから情報提供頂いたので、お名前に掲載はしてよいのかわからないので、しないことにします)
メトフォルミンと運動は、相互作用でプラスに働くのではなく、運動の効果を損なう、というものらしいです。
どう思うか、と問われましたが、
これだけでは何ともわからない、が正直なところです。
現在、インスリン抵抗性の改善を期待してメトホルミンを服用しているので、心地よくない情報ではありますが。
An Anti-Aging Medicine - Could Metformin Help Slow Aging?
A number of scientists have begun taking metformin with the hope that it could stymie the aging process. However, it could be doing more harm than good.
コメント
この記事の元になった原論文を読んでみたのですが;
Metformin inhibits mitochondrial adaptations to aerobic exercise training in older adults
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/acel.12880
筆頭著者のAdam R. Konopkaという方は,高齢者の有酸素運動と筋肉の関係だけを専門としているようで,多数の論文を出しています.
この論文でもっとも疑問を感じたのは,Placebo群とメトホルミン群の BaseLineにおいて(Table 1),試験開始前では 性別比,年齢,体重,BMI,総脂肪量,体幹脂肪量,脚脂肪量,除脂肪体重に至るまで,両群をピッタリと揃えているのに,
空腹時血糖値
プラセボ群 96±1
メトホルミン群 104±3
空腹時インスリン
プラセボ群 8.3±1.0
メトホルミン群 10.1±2.1
HOMA-IR
プラセボ群 1.8±0.3
メトホルミン群 2.4±1.1
などと,明らかにメトホルミン群の方が試験開始時点で,耐糖能・インスリン抵抗性の悪い人に偏っている点です. 運動の効果は試験前後で有意差検定しているとはいっても,最初から耐糖能のいい人と悪い人とを比較したのでは意味がないだろうと思いました.
しらねのぞるばさん
貴重なな情報ありがとうございます。
URLまで示していただけると、ずぼらな私でも見る気になります。
アブストラクトだけでなく、データ(テーブル)まで載っていると興味を持ってみることができます。
記事で紹介させていただきます。