耐糖能ブドウ糖実験24g－3回目

そろそろ糖尿病発覚2年になります。最近、食後血糖値には大きな変化はありませんが、糖質量20g程度の食事で160～180になることもあれば、糖質60～100gで180を超えない事もあります。

ちなみに6月時点（4か月前）は血糖コントロールについて以下の様に感じていました。

①ここ２，３か月、私としては大量の（80～100g）糖質をとっても食後血糖値が200越えせず、ひょっとしたら耐糖能が改善しているかもしれないと期待があります。

②一方で15g程度のいつもの食事で糖質摂取で150～160になることも多く、これは改善されている実感はありません。なので、対応脳改善の期待もしつつ、自分の傾向がよくわからないので確かめたいと思います。

③インスリン抵抗性の改善を期待して飲む始めたメトフォルミン、飲み始めて半年、一日1000㎎にして3か月、この効果は朝の空腹時血糖値には今のところ現れていませんが、ひょっとしたら、食後血糖値の改善には効果が出ているかもしれないとの期待があります。

数字としては表せないのですが、思い切って糖質をとっても思ったほど上がらない（40～80ｇで、180を超えない）ことが4か月前より更に多いような気がします。一方で15g程度の糖質で140台だと思ったら160ということもしばしばです。

自分に都合よく解釈すると、どれだけ糖質をとっても200を超えないのではないか、そんな気もします。

同じ糖質量でも私の場合、白米で急上昇するようで、ご飯を少し食べたときにトータルの糖質量が20g程度でも180程度まで上昇することがあります。

実験の動機

前回との違いが知りたいので、24gで実施しました。
耐糖能は早々変わらないと思うので、しらねのぞるばさんからのアドバイスでは1年に1度程度でよいとのことですが、

最近の食後血糖値は糖質量から想定する結果と比べてばらつきが多いので、確かめてみたいと思いました。

変わっていないことを確認するのも血糖コントロールには有効かもしれないと考えました。

実験の枠組み

前回と同じです。昼食を取るののやめて、お昼に開始
ブドウ糖は前回と同じく3gを8個、24gを100㏄くらいの水と一緒にほぼ一気にのみます。

実験中は安静。PCでの軽作業を行います。

運動をするとかなり血糖値が下がるので、なるべく動かないようにしました。
今回も時間管理はタニタさんにお世話になりました。

実験経過

実験前　血糖値　107

15分後　130
上昇は比較的緩やかなようです。良い結果を期待してしまいます。

30分後　180
あら、最近あまり見ない180超えです。この先どうなるのでしょうか。

45分後　170
180を超えてさらに上昇するのかとかなりの不安がありましたが、上昇はしませんでした。測定誤差も想定すると30分から45分まで３０30順調に？上昇しています。前回は179ですから、ほぼ同じになりました。やはり耐糖能は変わっていないのか

60分後　158
え、上昇していません。本当かと疑ってもう一度測定しました。168でした。一回目の測定値を取ることにしました。

75分後　136
え、下がり始めています。本当かと思いも一度測定したら134でした。どうやら下がり始めたようです。次も下がっていたら空腹時血糖値程度に戻りますから実験を終了して昼食をとることにします。

90分後　119
空腹時血糖値近くまで下がりました。
今回の実験はここまでにして、昼食をとることにします

ところで、今回実験でもあり、何度か2回測定をしましたが、その平均値を取らずに一回目の測定結果で示しています。このやり方が良いのかわかりませんが、他のデーターとの整合性を保つ（いずれも誤差のあるデータであるとして数値を見る）ためです。毎回必ず複数回測定して平均値を出すならよいですが、あれ、と思った時だけ測定して納得できる数値を使うことは数値が恣意的になる恐れがあると思っています。
という意味では今回複数回の測定自体が自分のやり方に反するとも言えますが、まあそこらは許すことにします。

前回との比較

(  )内は糖尿病発覚後の月数です

24gで180まで上がるのですから、その点では耐糖能が改善されているとは言えないようです。一方で、ピーク後は前回と同じか少し良くなっています。

気になるのは、ピークの時間がずれてきていることです。

食後血糖値が想定と異なって上がらないことがあるのはこのせいかもしれません。

食事を開始してから60～75分後を血糖値上昇のピークと考えて測定していますが、それがずれている可能性があります。ピークを過ぎて測定しているので血糖値が低く感じるのかもしれません。