糖質制限継続のピンチをどう乗り切るか

私は直後血糖値のピークを180以下を基準、日々の生活では安全範囲を見て160以下が望ましい、としています。180と160の違いの理由は
①自己血糖測定では真のピークからずれた時間帯での測定になる可能性の方が高い
②自己血糖測定機器の誤差がある
③江部ブログで世界糖尿病連合の基準では160以下と読んだ記憶がある
です。まあ、ざっくりした目安です。

食後血糖値をコントロールしようと自己血糖測定を始めたころ、朝食後の血糖上昇のコントロールが困難でした。

バーンスタイン医師の「糖尿病の解決」には『朝食後の血糖値上昇を防ぐことはほかの食事の後よりも通常困難である。・・・・・私は朝食ではほかの食事の半分の炭水化物を勧める』とあります。

この記述も参考に、私は家での朝食は糖質10g以下を目安にしていました。

糖質量10g以下は局品の選択がなかなか大変で、最初のころはローソンのブランパン(2個で糖質5g弱)を朝食の主食にすることが多かったです。その後、おからパウダー蒸しパンを知り、糖質量のコントロールがずいぶん楽になりました。おからパウダー蒸しパンだと、おからパウダー、卵、水、オリーブオイルが主な材料なので、一食当たりの糖質量は1g程度で済みます。

しかし最近、この継続に黄色信号が、、、、

おからパウダーの味と食感に飽きはじめてきたのです。おから蒸しパンの味変、おからパウダーパンケーキへの変更などバリエーションは増やしていますが、調理方法を変えてもおからパウダーの味というのかパサパサ感というか、またこれか、といったん感じてしまうと毎日の食事がおいしくなくなってきてしまいました。

これは大ピンチです。糖質制限は長く続けるつもりですから、「おいしく楽しく」でないと続けるのはしんどそうです。

そこで、思い切って家での朝食を、奥さんが毎日食べている普通の食パンに変えることにしました。ただし、食後に30分程度の散歩ができて血糖コントロールが可能であるときは、ですが。

家で普通の食パンを食べるのは、糖尿病発覚後初めてかも。確かな記憶ではありませんが。
食事の糖質量は
食パン半枚 15g
ヨーグルト 10g(無糖ヨーグルト+ドライマンゴ)
トマト他  5g
計     30g

食後30分の散歩をしました。散歩の途中、20秒ジョギング×3回でちょっと息を切らして気分を変えます。

血糖値は

起床時 110

朝食後70分(散歩後5分) 112

食パンそのものが糖質がそれほど多くないので、この程度なら食後血糖値を抑えるには問題なさそうです。

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