2型糖尿病は生活習慣病と言われます。
なので、
2型糖尿病になる ⇒ 生活習慣が悪い
生活習慣が悪い ⇒ 不摂生 ⇒ だらしない(コントロールができない人)
というレッテルが張られる場合があります。
糖尿病専門医が、患者を”脅す”のはそういう認識があるからかもしれません。
2型糖尿病であることを人に言うときに抵抗を感じるのは、「だらしない人」と思われるのではないか、という怖れを感じるからかもしれません。
最近私は、2型糖尿病治療には生活習慣が大切だとつくづくそう思います。
なにせ治療は食事と運動ですから。
そういう意味ではやはり2型は生活習慣病です。
現在の医学では、薬や手術などの治療では2型糖尿病は治りません。
が、多くの場合、食事と運動でコントロールすることができます。
もっと時間があったら、、、
経済的に余裕があり仕事をしなくて済むのであれば、、、、
と思うことがあります。
仕事が忙しく運動する時間がない(運動より仕事の処理を優先してPCの前に一日中いる)とか
食事や準備に費やす時間が取れない、とか
私の場合の糖尿病治療の困難は、経済的・時間的余裕のなさです。
一方で、経済的・時間的に、そこそこ余裕があるから何とか対処できているとも言えます。
2型糖尿病患者のブログを見ていると、この人時間の余裕があるのだろうなあ、と思うことことがしばしばあります。
だからこのようにやることができるのだ、自分には難しい、と思ったりします。
私も、ブログを書く時間を、筋トレや散歩、食材の作り置きなどに費やしたほうが、糖尿病治療としては効果的だと思うこともあります。
人と比べていても自分の生活習慣は変わりません。
自分のおかれた環境の中で、自分がどのような生活習慣を作っていくのか、これが重要と思います。
生活習慣ですから、継続できること、そのためには楽しめること・満足できることが私には重要です。
一生の付き合いであるのなら、2型糖尿病と付き合い続けるライフスタイルを作ることであり
自分の生き方を選択すること、であると私は思います。
このように考えると、他者の選択を参考にするけれど、突き詰めると
私には私の生き方がある
でよいのではないかと思います。
*前提は、2型糖尿病治療に正解はない、です。正解があるなら正解に従う、になります。
コメント
ホリデーさん、こんばんは。
お久しぶりです。
>2型糖尿病患者のブログを見ていると、この人時間の余裕があるのだろうなあ、と思うことことがしばしばあります。だからこのようにやることができるのだ
病気は2型糖尿病だけではないです。
実際、自分は余裕なんて無いし、やらなければならないからやるだけです。
やる事ができるのだ。じゃなく、やらなければならないからです。
「レッテル」
自分なんかモロ「怠け者」のレッテルでしたよ。
病名が分る数年間も。
実際、「自分は怠けているだけなのか?」と数えきれない程、自問自答し追い込み過ぎて、鬱もアル症も発症し、悪化し人生にピリオドまでしましたよ。
生活習慣病は生活習慣がホボ影響してます。
食べ過ぎ・運動不足・ストレス・環境・・・・など複合的に絡んで。
それでも原因が分かり治療があり、ここまで多角的に研究されてる病気は、他の病気に比べれば「楽」です。
長くなったけど、誰もが背負っているものはあります。
自分も全く余裕なんて無いし、日々、遊んでいる訳でも無いです。
ろんり~うるふさん
気分を害されたようで、ごめんなさい。言葉足らずでした。
「隣の芝生は、、、」ということを言おうとしただけなのですが、表現が悪かったです。
私はつい、自分は大変なのだ、と思いたい質でして、これでは自分の持っている貴重な資源を活かすことができなくなってしまいます。
経済的にも時間的にも使える余裕は大切に使おう、ということでした。
うるふさんは糖尿病以外にも課題を抱えて苦労されているのですよね。
グログを拝見して尊敬しつつ、マネはできないですが、ちょっとずつダンベルでトレーニングしています。いつかはうるふさんの半分くらいの量の筋トレができるようになりたいと思っています。60の手習いでは無理かもしれませんが。でも、自分のできることをやっていくしかないので悲壮感を持たず、何とか楽しんでやっていきたいと思っています。私の場合、楽しめないと続けられないので。