ブログに何度も書いていますが、私は、糖質1gあたり血糖値3上昇する、標準的?な2型糖尿病患者です。自己血糖測定の結果、大体そんなものだと思って食後血糖値のピークがが160未満(悪くても180未満)を目標にしています。
160未満を目標にしていますが、少し高めでも180以下ならまあよし、としています。180を超えたからと言って何か対策をする、ということでもありませんが。
最近、どうも食後血糖値が想定外に結果になることがあり、数字を再度確認してみました。
4月の実績
以下の表は今年4月の実績です。起床時血糖値と食後一時間値の両方を測定していた15日間のデータです。
起床時血糖値 | 朝食1時間後血糖値 | 朝食の糖質量 | 糖質1g当たりの血糖値上昇 | |
96 | 159 | 27 | 2.3 | |
110 | 151 | 18 | 2.3 | |
108 | 145 | 10 | 3.7 | |
123 | 161 | 18 | 2.1 | |
112 | 157 | 11 | 4.1 | |
108 | 158 | 14 | 3.6 | |
109 | 157 | 19 | 2.5 | |
99 | 151 | 13 | 4.0 | |
109 | 121 | 10 | 1.2 | |
107 | 146 | 15 | 2.6 | |
110 | 160 | 15 | 3.3 | |
121 | 160 | 15 | 2.6 | |
106 | 119 | 10 | 1.3 | |
105 | 153 | 20 | 2.4 | |
112 | 121 | 10 | 0.9 | |
平均 | 109 | 148 | 15 | 2.6 |
標準偏差 | 6.9 | 15.1 | 4.8 | 1.0 |
自己評価
データの正確性
評価の前にこのデータ、不正確な部分がかなりあります。
①糖質量ははかりで測定していませんし、味付けの調味料、ドレッシング類などは特に外食の場合、測定ではなく根拠があまりない私の経験的勘によるものです。
②食後1時間値を概ねピーク値であろうと推定していますが、ほぼ正確な場合もあればピークがさらに10%程度高い場合もあると思われます。
③起床時血糖値測定から、朝食を食べ始めるまで1時間から長い時で2時間くらいの時間経過があります。その間に私の血糖値は5~10程度の上昇をしている可能性があります。
ピーク時血糖値と糖質量
1時間値が160以上が3回、そのほかにそれに近い159、158、157もあり、ピーク160未満の目標からすると、芳しくない実績です。4月上旬、1週間ほど風邪気味だったことの影響もあるかもしれません。
糖質量
平均すると15gですからまあまあ普段通りです。
血糖コントロール
4月は、いつもより少し高いことが多かったように思います。体調か糖質量か原因はわかりません。多かったというのも何となくの感覚論です。全体としては、朝食は100%160未満をめざして改善したいとは思います。
自分でできることは糖質量を減らすことです。改善点として食後の果物少々をなくすれば5g程度減らせる日が1/3~1/2くらいあります。今後は果物を食べるのはトータルで15gの範囲までになる場合のみ、との意識を高めることにします(100%実現するかは?)そのほかは今後もこの程度であろうと思います。
私の朝食は、一つの食材で高い糖質量ということではないので、積み上げで結果的に多くとってしまった、とならないように気をつけようとは思います。
目安としての1g当たりの血糖値上昇
1g当たり上昇する血糖値の数値は、血糖コントロールのための重要な目安数値です。それにとって食事でとることのできる糖質量が決まります。
その点では、測定結果の標準偏差が1.0もあるのは大きすぎて、この計算結果をそのまま使うことはあまりよろしくないと思います。
今回の実績の計算結果の1g当たりの血糖値上昇2.6でなく、余裕を見て私の場合1g当たりの3血糖値が上昇する、を糖質量を計算する根拠に使っていてまあ良いだろう、というところに落ち着きます。
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