にほんブログ村からお別れしての記事第一弾は、耐糖能ブドウ糖実験です。
今日は雨で出かけることができないので、軽い仕事をしながら実験することにしました。
実験の動機
①ここ2,3か月、私としては大量の(80~100g)糖質をとっても食後血糖値が200越えせず、ひょっとしたら耐糖能が改善しているかもしれないと期待があります。
②一方で15g程度のいつもの食事で糖質摂取で150~160になることも多く、これは改善されている実感はありません。なので、対応脳改善の期待もしつつ、自分の傾向がよくわからないので確かめたいと思います。
③インスリン抵抗性の改善を期待して飲む始めたメトフォルミン、飲み始めて半年、一日1000㎎にして3か月、この効果は朝の空腹時血糖値には今のところ現れていませんが、ひょっとしたら、食後血糖値の改善には効果が出ているかもしれないとの期待があります。
実験の枠組み
前回の実験でしらねのぞるばさんから貴重なアドバイスをいただきました。
一般に血糖値が170を越えると,尿に糖があふれ出しますので(尿糖閾値),ピーク血糖値がこの閾値を越えない程度のブドウ糖量に加減して行った方がいいと思います. そうすれば きれいなピークを描くグラフが得られますし,安全でもあります.
また耐糖能は,そう変化するものでもないでしょうから、1年に1回程度でもいいかと思います.
今回は、前回との違いが知りたいので、安全の面からちょっと問題はあるのかもしれませんが、まあ200超えにはならないだろうから、という理由で24gで実施しました。多分今後も実験するときは24gでやりそうです。
耐糖能は早々変わらないと思うので、1年に1度程度でよいのでしょうが、最近少し変化しているかも+メトフォルミンの影響があるかも、との理由で4か月での実験実施としました。
昼食を取るののやめて、お昼に開始
ブドウ糖は前回と同じく3gを8個、24gを100㏄くらいの水と一緒にほぼ一気にのみます。(1,5分程度かかりました)
実験中は安静。PCでの軽作業を行います。ライブでこの記事を書いたり、仕事のメールを処理したりしています。
血糖測定で思考や作業が中断するので、じっくり考える仕事や、ミスのできない作業はしないことににします。
忘れずにその時刻に計測するために、これが欠かせません。
実験経過
実験前 血糖値 105
(実験できそうかと測定したら114だったので実験することにしました。その15後、実験開始時は105でした。平均値を取ってもよいのですが、測定開始直前の値を使うことにしました)
前回の実験前は114ですから、開始時は若干低めからのスタートです。
15分後 142
前回測定していませんが、今回は測定してみました。15分でも上がり始めています。
30分後 161
前回は184ですから、少し低いです。ただし測定の誤差もありますから、この後どうなるかです。
45分後 176
順調に?上昇しています。前回は179ですから、ほぼ同じになりました。やはり耐糖能は変わっていないのか
60分後 173
え、上昇していません。本当かと疑ってもう一度測定しました。168でした。一回目の測定値を取ることにしました。
75分後 136
え、下がり始めています。本当かと思いも一度測定したら134でした。どうやら下がり始めたようです。次も下がっていたら空腹時血糖値程度に戻りますから実験を終了して昼食をとることにします。
90分後 119
空腹時血糖値近くまで下がりました。
今回の実験はここまでにして、昼食をとることにします
ところで、今回実験でもあり、何度か2回測定をしましたが、その平均値を取らずに一回目の測定結果で示しています。このやり方が良いのかわかりませんが、他のデーターとの整合性を保つ(いずれも誤差のあるデータであるとして数値を見る)ためです。毎回必ず複数回測定して平均値を出すならよいですが、あれ、と思った時だけ測定して納得できる数値を使うことは数値が恣意的になる恐れがあると思っています。
という意味では今回複数回の測定自体が自分のやり方に反するとも言えますが、まあそこらは許すことにします。
前回との比較
ああ
前回 | 今回 | 差 | |
糖質量 | 24g | ||
0分 | 114 | 105 | -9 |
15分 | 142 | ||
30分 | 184 | 161 | -23 |
45分 | 179 | 176 | -3 |
60分 | 196 | 173 | -23 |
75分 | 184 | 136 | -48 |
90分 | 170 | 119 | -51 |
105分 | 149 | ||
120分 | 129 |
今回、糖質1gあたり3程度の上昇をしていますので、標準的2型糖尿病患者なのでしょう。
空腹時血糖値105+24g×3=177 今回測定のピークは173
前回と比べれば、耐糖能の向上がみられる、と言ってよさそうです。1回だけですからたまたま、あるいはとの要素が影響していることもあります。
ピーク値以降の血糖値下降が、前回とはかなり異なり早めに空腹時血糖値に近づいています。
耐糖能が少し改善しているとしてその原因として考えられるのは
・メトホルミンの服用
・糖質制限食で徐々に耐糖能が改善してきている
・さぼり気味ではあるが、筋トレなどの運動
が思いつきます。
まあ、合併症にならず健康に暮らせるなら原因は何でもよいのですが。
コメント
いい感じですね.
15分間隔の測定ですし,グラフピークの頭もつぶれていませんから,尿糖閾値は越えていないでしょう.
もちろん 耐糖能でも 日ごとの体調変動はあるのでしょうが,前回からみて間違いなく改善方向ですね.
ありがとうございます。
何がよかったのかがわかるともっといいのですが、こればかりはどうしようもないですね。
薬の影響でなければ、メトホルミンもストップしてもいいのですが。