糖尿病完治のこつ?-耐糖能を上げるための糖質制限+アルファ

糖質制限をしながら耐糖能を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。

糖質制限をしているだけで膵臓が回復し耐糖能が高まる、という説があります。
糖質制限をしていると膵臓をあまり使わないので膵臓が弱くなり(使わないと衰える筋肉と同じように)耐糖能が下がる、という説もあります。

私が糖質制限を始めたころ、カーボカウント、血糖測定など参考にしたカステーラさん(カーボカウントな日々)の場合、カーボカウントの考えで食後高血糖を防ぎながら40g程度(あるいはそれ以上)の糖質を取り、HbA1c9.3から糖尿病をほぼ完治されています。

耐糖能を高めるにはある程度糖質を取ったほうが良いのではないかと考えさせられます。
カステーラさんの場合、カーボカウントを始めて数か月で糖質40gで200を超えないとの記述がありましたのでそもそも膵臓の弱り具合が私とは違う、とは思いますが。

モン吉さんは糖質制限で数年間をかけて耐糖能が改善されています。食事についてコメントは以下です。

私の食事は朝、昼はスーパー糖質制限で、夜は基本、家内と同じおかずを食べています。ご飯は食べませんが、味付け同じ物です。

それとたまには糖質を摂って、膵臓を働かせた方が良いのかとも思って月に3回くらいは糖質多目、カレーライス(ご飯お茶碗に1/3位)を食べたり握り寿司を3個位食べたり、お好み焼きを適量食べたりしています。

血糖測定器は持っていませんので、食後血糖値がどれ位かはわかりませんが長年HbA1cは5.5~5.9ですので、それほど影響はないかと思っています。又、グリコアルブミン値(GA):過去1か月弱の平均血糖値の状態を知る。
この数値も14.5~15.5(正常値は11.6~16.4検査機関により若干違う)なので高血糖にはなっていないと思います。

やはりたまには糖質を取ることが良いのかもしれません。
しかし私の場合は糖質30gで200近くになります。食後高血糖を防ぐ、という点では悩ましいところです。

また、糖質を取っていた方が血糖コントロールが良くなる、とは思えません。実際に一定以上の糖質を取りつつければ糖尿病が悪くなるのも間違いなさそうです。

たまに糖質を取ったほうが耐糖能改善に効果があるとしたら、その程度(頻度と糖質量)について目安がほしいとことです。

糖質制限による糖尿病治療がもっと多く行われるようになると、そんな知恵も一般化されそうな気がします。糖質制限治療の普及に期待したいですが、待っているわけにもいかないので、何か方法はないか考えてみようとは思います。

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