薬の効果―DDP4阻害薬とSGLT2阻害薬

奥さんと一日外出してショッピングモールから日帰り温泉に行くことになり、無理せずに薬を使うことにしました。

外出時の糖質制限は、入るお店にも制限を生じ、家族にも気を遣わせてしまうので、たまにはいいか、ということにしました。

朝食時にDPP4阻害薬(ネシーナ)を飲みました。

朝食はローソンで
サンドイッチとブランパンとからあげくん2個、糖質は27~28g

1時間値は168

薬の効果としては微妙です。少しは効果あり、とも思えますが、薬ンなしでもこの程度でおさまったかもしれないし、何とも言えません。

昼食は、ショッピングモールでラーメン、豚骨系なので、血糖値の上昇は遅れそうですが、とはいえ糖質量は50gて度はありそうです。DPP4阻害薬(ネシーナ)にはあまり期待できないので、念のためにSGLT2阻害薬(ジャデイアンス)を飲みました。

昼食後、奥さんは買い物、私はモール内を散歩して、

1時間値 89
めったに見ない数字です。薬の効果でしょうか。

2時間値 137

1時間値より高くなるのは想定内ですが、この程度の上昇なら問題なしです。

買い物を終えて日帰り温泉に入浴しそこで夕食。
夕食はもりそばと冷ややっこ 糖質量は40~50g

食事後、10分ほど入浴して

1時間値 132
2時間値 119

どのようなメカニズムかはわかりませんが、薬が効いているのは間違いなさそうです。

薬なしで全く同じものを食べた時と比較すると

薬なし薬あり
1時間値154132
2時間値146119

たった1回の実験ですが、薬の効果が出ていると思われます。DPP4阻害薬(ネシーナ)とSGLT2阻害薬(ジャデイアンス)のどちらが効いているのかはわかりません。

外食時だけ薬を使う、という選択は、食後高血糖を防ぎかつ生活上の不都合を生じない方法としてありうる選択ではないかという気もします。

ただ、そこまで食後高血糖を防ぐことにこだわる必要はあるのか、HbA1c6%台前半を維持できていれば、たまの200超えもあってもよい、とする方法でもよいのかなあとも思います。
(合併症の原因が食後高血糖と血糖値変動幅である、というのも確からしいが仮説であるとも思うので)

自己血糖測定が日常化していることは食後高血糖を防ぐのにはよいのですが、血糖値を気にしすぎになっているような気もします。

コメント

  1. タケカン より:

    薬を飲んで比較的自由に食べるのが良いのか、薬を飲まずに節制するのが良いのか少しの間悩んでいました。
    病院の先生は糖質は体に重要な栄養素だから糖質制限は否定しないけど、スーパー糖質制限はやめた方が良いという考えのようで、ある程度納得する部分もあったので最近は以前よりかなり糖質を取るようになりました。
    ですので場合によっては血糖値が200を超えることもあるんですが、あまり気にしないようにしてその後運動すれば良いかくらいに思っています。
    200をたまに超えるけどHba1cは6程度って果たして血管への悪影響を気にする必要があるのかないのか思考していますが答えはないようですね。
    病院の先生はHba1cだけを気にしていますので、「引き続きこの調子で」と言う感じなんですが。

    今年初めにHba1cは5.5まで下がって一旦薬をやめたんですが、やめてから5.9まで上がったので、もう少し気にせず糖質を取りたいと思って今はグラクティブだけを飲んでいます。
    しかしグラクティブよく効いています。
    あるとないとでは平均値がかなり違うと実感しています。
    特に食後数時間後と運動後の落ち方が全然違うなと感じています。
    今のところ、薬を飲んである程度糖質を取りながら様子を見ていこうかなという結論になっています。

    • ホリデー より:

      タケカンさん
      コメントありがとうございます。
      何が正しいかわからない中で自分がどうするか、が患者それぞれの課題ですね。
      いろいいろ思うところがあるので、このコメントをもとに記事にしてみます。