1月からブログを始めて8か月がたちました。おかげさまで少しづつ見てくれる人数を増えているようです。
コメントをいただくことで、私も考えたり情報を入手するきっかけをもらったり、励みになっています。
ブログを立ち上げた当初は、糖尿病治療に糖質制限を始めながらこのままでよいのか、どうして糖質制限は認められないのか、などたくさんの疑問があり、自分より後に糖尿病を発症して同じように悩んだり情報収集したい人のに役立つ情報提供がしたいと思っていました。
ブログを立ち上げたころ、どこかのサイトで、糖尿病患者のブログは長く続かない、という話を見たことがあります。書くことがなくなってくる、というのがその理由です。
最初はそんなことはないだろうと思っていたのですが、書くことがなくなる、という意味が分かってきたような気がします。自分に有益な新しい情報が少なくなってきたように思います。
自分の血糖値コントロール
一時期、起床時、食前、食後1時間値、2時間値、就寝前の一日10回の測定を数か月実施しました。
そのほかに、
・血糖値のピークを確かめるための15分刻みの測定
・運動の効果を図るための運動後の血糖値の変化の測定
を実施しました。
3~6か月、そのような測定を行うと、一日の中の変化や、食事との関係、など自分の血糖値の傾向はわかってきます。
こういう場合はどうなるか測ってみよう、ということはほぼ出尽くした感じです。
現在は、変化がないかの確認に測定していますが、トータルの測定回数は少しずつ減らしています。測定しない日があってもいいや、になってきています。
となると、ブログ記事にしても同じようなことの繰り返しになってしまいそうで、記事のネタがない感じです。
そうやっていると、例えば「茶色い炭水化物」と「白い炭水化物」の話も、最初に見た時は自分には関係ない(茶色であろうが白であろうが糖質量で血糖値上昇は同じなので)と思うので、興味がわきません。だからそれ以上調べないし、ブログの記事にも最初は取り上げませんでした。
*茶色い炭水化物で体重が減るというのはさすがにおかしいと思ったので、記事にしましたが。
糖尿病関連情報
糖尿病治療について、とくに食事と糖尿病治療については、自分の治療に影響するような情報(新たな調査研究、主張など)が出てくることはまずない、ということがよくわかってきました。
大きな影響があることであれば、慌てなくてもしばらく様子を見ていればいろいろなブログなので解説がされたりするので、それを見ればよいかな、という感じです。
そういうふうに考えるようになった理由は
・どんな食事がよいのか見解は専門家でも分かれていて、対立する見解の結論がすぐに出るとは思えない
・研究だからと言って信頼できるわけではない。とくに食事・栄養に関する調査は元データからして信頼性が低いことが多い
・自説にあう調査研究だけを持ち出す専門家が多く、それは単なる主張であると思ったほうがよい
・統計学的に有意な差である、といっても、その差というのはごくわずかな場合のほうが多い
などです。
どちらかといえば、こんな情報がある、と信憑性・信頼性が低い情報を紹介することで、このブログを見ている人が不安になったり振り回されたりすることのないようにしようと思っています。
紹介する場合も自分が振り回されないようにしたいものです。
たとえば、最近の例だと、糖尿病ネットワークに掲載された
インスリン産生細胞を「再起動」 2型糖尿病は「完治」できる?という記事があります。
肥満を伴う2型糖尿病患者では、糖尿病を発症してから6年以内であれば、食事療法と運動療法を徹底させれば、糖尿病を完治できる可能性があることが、英国の「DiRECT」研究で明らかになった。
ということです。
完治というと「えっ!」となるわけですが、この記事を読んで、それはそうだよな、としか思わなかったので、記事に取り上げませんでした。
肥満では発症後の時期が間もない人が完治に近い状態になる例はネット情報だけでもたくさんありますし、あたりまえのことが研究された、そんなふうに思ったからです。
自分が取り入れる有効な方法が示されていれば、そのうち情報が広まるだろうから、それでいいや、と受け止めています。
これから当面のブログ記事
私と同じように迷いつつ糖尿病治療に取り組んでいる人に何等か役立つ情報を提供したい、というブログを開設したころの思いは変わっていません。しかし、専門家ではない患者が発信するどんな情報が役立つ情報なのか、迷い始めています。
自己血糖測定の結果など、経過は何等か参考になる人もいるかもしれないので、出そうとは思います。
糖尿病関連情報について思うことや感じることの記事、これはどうしたものか、思案中です。
専門家ではないからそういった情報提供はできませんし。
コメント
ホリデーさんこんにちは。
ブログって言うツールは、色々な使い方があるのかなと思ってます。
自分は最初は「パニック障害・糖尿病・アル症」のカテゴリーでした。
アルコールは、もう5年8ヶ月飲んでないので外しました。
何となくブログをしている人の方が、持病に対する意識が高いと思います。
自分の場合ですが、パニック障害が本来はメインですが、
最近は、ほとんど書かなくなり読まなくもなりました。
病気の性質上、書いていてもネガティブになりがちで。
読んでいても、ネガティブがネガティブを呼んでしまう感じで。
なので、最近は、糖尿病と半分は好きな運動系が多い感じです。
自分が好きな事は、人からすれば、どうでもいい事は多いですけどネ。
あと、気をつけてるのは、情報過多なので鵜呑みにしないと言う事と、
批判・批難は出来るだけしないと言う事くらいです。
※批判・批難だけの記事に対しては批判をたまに書いてますが^^;
まだまだ子供です。
運動系って言っても、昔の体育会系なのでスポーツ科学からも理にかなってないし、自己満足的な感じです。
役に立つ事を書きたいのはあります。
が、自分の価値観は、皆さんとズレているのも分かります。
ろんり~うるふさん
ありがとうございます。ろんり~うるふさんがどのように考えているのか、ひとつひとつについて自分の場合は、考えています。
自分のペースをつかむ子おtが大切なように思いました。
これからもまたアドバイスお願いします。
お邪魔いたします。
初めてコメントさせて頂きます。
ホリデーさんの病気に立ち向かう姿勢が私は好きです。
糖質制限にしても、糖質制限を批判的に書くブログの方も視野が狭くなりがちです。
のめり込み過ぎず、しっかりと客観視出来る引き出しをお持ちなので、
読んでいて気持ち良かったです。
これからも、楽しみにしています。
どうか、ご自身のペースで記事をあげて下さいませ。
kazukou1508さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
「立ち向かう姿勢」といわれると、そんなに力が入っているかなあ、と思ったりもします。
客観視、苦手です。なのでなるべく他人事になるよう距離を置いて、感情に飲まれないようにしようと心がけてはいます。
うまくできているかはわかりませんが。
kazukou1508さんのコメントで元気をいただきました。
これからもよろしくお願いします。
こんばんは。
ホリデーさんのブログは、私自身知り得なかった様々な情報を、ご自身の冷静な分析とともに載せられており、これだけでも大変な労力だろうと拝察いたします。新しい情報というのはそうは頻繁に出てくるわけではないでしょうから。自分は十数年前に趣味のブログを始めたとき、ブログというのは、自分の好きなことを綴るものであり、見たい人だけ見てくれればいい、というスタンスで始めました。が、やはりある程度やっていくともっと多くの人にみてもらえるにはどうすればいいか、ということを考えるようになってきたことを思い出します。まあ、趣味のブログと闘病のブログとでは、自分も含め見に来る人のスタンスそのものが違いますが・・・。自分は、病気のことはごく一部の身内と職場の管理職ぐらいしか明かしていません。身の回りに同じ病気で闘病している人も全く知りません。そのため、ホリデーさんのブログを始め、情報源というだけでなく同じ病気と戦っている仲間、という思いで心強く思って拝見させていただいております。ほとんど参考にもならない意見ですが。
にょろぞう18さん
以前コメントをいただいた「患者にとって、結局自分にとってどうなのか・・・。それを確かめるには、やはり血液検査と日々の自己血糖値測定でしかありません。それだけが自分にとっての真実であると思っています」がとても気に入っています。いろいろな情報に戸惑ってしまう私にの座右の銘です。助けてもらっています。判事病気に対処いsているのだから、お互いに苦労も想像できるし理解できますからね。これからもまたコメント、お願いします。
ホリデーさん、こんばんは
ホリデーさんはいつも詳しく分析され、ご自分の意見、感想をきちっと述べられているので
とても参考になります。ありがとうございます。
糖尿病になり、色々な情報が溢れていて、どうしたらいいか迷われている方には
とても参考になるブログだと思います。
私も含めて色々不安がある事を、こちらで解決できると良いですね。
そんな良いブログだと思います
ホリデーさんのペースで続けて頂ければと思います。
モン吉さん
激励をいただきありがとうございます。これからも疑問に思ったことを整理して記事にすることが続けようと思います。
コホート研究とか食事アンケートに基づく調査より、モン吉さんのケースなど具体的事実のほうが、医学的エビデンスではなくても、一つの真実としてより信頼ができます。
またいろいろ教えてください。
ナドすルなどのような化rな
ホリデーさん。
私はホリデーさんの書かれる文章がとても美しい、と感じています。
「真摯に冷静に前向きに、病気と向き合う」悩んだ私にとって灯台みたいなホリデーさんのブログが好きです。
優れた分析力に客観的で冷静な表現。
ホリデーさんのブログは本当に希少だと思います。誤解を恐れず言えば、ホリデーさんが糖尿病と向き合う事になり、こうした記事を書いてくれるようになった事は糖尿病で苦しむ沢山の人達にとって大きな意味があるように感じています。
嫌も応もなく糖尿病に取り組む事になった私たちは、その試行錯誤の記録を他の沢山の人達に知らせる事ができます。
のんびりでも構いません。ホリデーさんのペースで続けていってください。お願いします。
すぱ郎さん
激励ありがとうございます。
おだてられると、豚よりずっと高いところまで木登りができるので、とてもいい気分です。
かなり気恥ずかしいです。
でも自分なりに考えて記事にしていることが、役立つことことがあるんだ、と実感できました。
これからもあれこれ考えて記事にしようと思いました。
コメント、感謝いたします。
糖尿病が怖いのは進行性の病気だからです。
自分も血糖値もHBa1cも正常値ですがだんだんHBa1cが上がってきました。
これはおかしいと思い食後血糖値(ご飯一口)を計ると200を超えていました。
間違いと思い時間を置いてはかると300を超えていました。血糖値スパイクです。
見かけの血糖値は正常でも一旦糖尿病を発症すると糖尿病は静かに知らないうちに進行、悪化していきます。
糖尿病の本質を分からずに見かけの血糖値だけ見ていると血糖値変わらなくても10年~20年後に合併症を発覚し足を切ったり目が見えなくなったり。
糖尿病を根本的に治すには運動と食事しかありません。薬やインシュリンは補助してくれるだけです。日本糖尿病学会の食事対策は正しいです。
前に食前サイクリングで血糖値99まで下がって食後も血糖値下がり気味という記事を見ました。まさに自分で実験して食後の運動より食前の運動が血糖値を下げる事実を見つけたと思います。
食後の運動は糖の吸収を遅らすだけで効果は薄いというのは同感です。
今は食後散歩はやめて食前筋トレ(スクワット)10分してから食事してます。
怖いので今は血糖値測定してませんが。
「日本糖尿病学会の食事対策は正しい」というのは私とは考えは異なりますね。ただ、ご自分の場合にそれが適しているならそれがよい方法だと思います。人それぞれですから。
食後の運動は、血糖値対策に効果あると思います。私の場合、食後すぐに運動する気にはならないので(散歩くらいならまあOKですが)、余り食後の運動はしていません。
今日は。
先日の人間ドックで糖尿病予備軍ですと言われ、いろいろ調べているうちにこちらにたどりつきました。血糖値の測定器の購入大変参考になりました。
機種比較を最後までよく読まずに、E-bayでContour next EZを購入してしまいました。
次回はAccu check performaを発注しようと思います。
Honkugeさん
始めまして。Contour next EZ、悪くないですよ。測定結果のばらつきは私が持っている中では一番少ない印象です。ただ、少し結果が高めにでるので気分的にはいまいちでした。