ブドウ糖錠剤24gによる耐糖能実験で、私が180を超えない限界値は18g程度と推測されましたので確認の実験をしてみました。
実験の枠組み
24gでのピーク値が196でしたので18gだと算数上は178となります。
196-((24-18)×3)=178
前回の実験は昼でしたが、今回は朝実験してみました。
朝は昼より食後血糖値が上がりやすく、バーンスタイン医師も朝食の糖質は昼食、夕食の半分にするように指摘しています。私も以前は確かにそうだったのですが、最近、朝食後の血糖値上昇が昼食・夕食とあまり変わらない感じがしているのでついでにそれも調べてみようと考えました。
科学的実験なら、変数を1度に2つ変える(朝食→昼食、糖質24g→糖質18g)がどうかとも思いますが、科学実験ではなく自分の血糖コントロールのためですから。
実験の経過
朝6:00実験開始時の起床時血糖値は105で、24g実験時の114より9低いです。この分更にピークは下がるのでしょうか?
15分 136 上昇を始めました。24g実験では15分値は測定しませんでした。
30分 152 24g実験では184 差32 18gは安全圏のようです。
45分 166 24g実験では179 差13 差がつまってきました。
60分 181 24g実験では196 差15 24gではここがピーク、この後下がってほしいところです。
75分 177 24g実験では184 差 7 下がり始めたようです。
90分 157 24g実験では170 差13
105分 148 24g実験では149 差-1 どういうこと?13
120分 152 24g実験では129 差-23 どういうこと???
この15分後から朝食を取りました。
糖質量は13g程度(ヨーグルト5 玉野菜+豆少々5 目玉焼き おから蒸すパン1 青汁2)
152から、さらに朝食分上昇するのか、それともブドウ糖分は下がり始めるのか、、
どうなるのか予想がつきません。
朝食1時間後 121 あれ!食事の上昇は?(140くらいにはなるはず)
朝食1.5時間後 104 下がりきった!!??
実験のまとめ表
今回 | 前回 | 差 | |
糖質18g | 糖質24g | ||
0分 | 105 | 114 | 9 |
15分 | 136 | ||
30分 | 152 | 184 | 32 |
45分 | 166 | 179 | 13 |
60分 | 181 | 196 | 15 |
75分 | 177 | 184 | 7 |
90分 | 157 | 170 | 13 |
105分 | 148 | 149 | -1 |
120分 | 152 | 129 | -23 |
朝食 | 糖質13g | ||
205分 | 121 | 朝食1.0hr | |
255分 | 104 | 朝食1.5hr |
実験の考察
開始時の血糖値の差
開始時の血糖値の差9はほぼ無視してよいのではないかと思っています。私は朝は起床後2時間で125前後まで血糖値が上昇するので、ブドウ糖錠剤を飲んでも多分その影響がでるので、開始時の差は相殺されるだろう、との推測です。
30分の差
30分値の差はこれだけでは何とも言えません
45分から90分
24gと18gの血糖値上昇の差は1g当た値の上昇3と考えて18です。
45分から90分は、18まではいきませんが、10程度の差があるのは、摂取した糖質量の差とみてよいのではないかと思います。
180と越えない糖質量は18g、さらに安全圏で15gと考えてよさそうです。
90分から120分・朝食
90分以降の血糖値が下がらなかったのは理解不能です。たまたまなのか、、、
120分はさすがにそんな馬鹿な、と思って2度測定したのですが、1度目が152、2度目が154でした。ので、下がっていないことは間違いないです。
朝の血糖コントロールは想定外の上昇が起こることがある、ということにしておきます。
その後の朝食後の血糖値のスムーズな下がり方も日ごろはないことです。
感想
まだまだ実験してみたいこともあるのですが、日ごろあまり見ない160以上の血糖値を見るのは、精神衛生上よろしくありません。
15gでの朝、昼の実験をするか、18gでやってみるか、それとも当面実験はやめるか、思案中です。
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