糖尿病が治るという情報、やはり気になります

PC、サーバーのトラブルもあり少し10日ほど更新ができませんでしたが、、

最近、糖尿病が治るという情報をよく見るような気がします。気のせいでしょうか。

糖尿病ネットワークに掲載された
肥満を伴う2型糖尿病患者では、糖尿病を発症してから6年以内であれば、食事療法と運動療法を徹底させれば、糖尿病を完治できる可能性があることが、英国の「DiRECT」研究で明らかになった。

以前紹介した間欠的ファスティングのDr.fungも、糖尿病が治る(reverse)といっているようです。
間欠的ファスティングで脂肪を燃焼させることができ、それによりインスリン抵抗性が下がる、ということが主な点のようです。

厳しい脂質制限を提唱している鈴木医師も治る可能性を指摘しています。

こうやって書いてみるとはっきりしますが、治るというのは、肥満でインスリン抵抗性が高い人が食事療法などでやせてインスリン抵抗性が改善することによるもののような気がします。
ブログなどで、治ったという情報も見かけますが、肥満型である場合が多いように思います。食事療法や運動の効果ともいえますが、要は肥満の2型糖尿病はやせれば改善する(ことが多い)ということなのではないでしょうか。

そのように考えると、アメリカ糖尿病学会が

Mediterranean (地中海食)
Vegetarian or Vegan(ベジタリアン と ビーガン)
Low Carbohydrate(低炭水化物食)
Low Fat(低脂肪食)
DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)

と様々な方法を認めているのも腑に落ちます。肥満の糖尿病患者が自分にあった食事で体臭を減少させれば、糖尿病が改善するということなのではないでしょうか。

アメリカやヨーロッパの情報は、ほとんどが2型糖尿病≒肥満、となっているような気もしてきます。

残念ながら私の場合、糖尿病発覚後7㎏の減量で、今BMIは20と21の間をうろうろしていますが、もともと肥満でないので残念ながら、糖質処理能力(糖質1ℊあたり血糖値がどのくらい上がるか)はほとんど改善していません。糖質制限のおかげでHbA1cはそこそこ安定していますが。
このようなやせ型でたぶん食後のインスリン分泌が弱いことが主要因の場合は、治るということは難しいのではないでしょうか。

少なくても、こうすれば治るというようなネット情報に惑わされるのは危ないような気がしています。
運動で治ったというのも、単にインスリン抵抗性が強い肥満型のインスリン抵抗性が改善しただけで、やせ型がまねしても効果は薄いような気がします。
間欠的ファスティングも、これは血糖値を上げる危険はなさそうなのでやってみようと思っていますが、効果はあまり期待できないような気がします。

厳しい脂質制限については、私のような非専門家には、なぜそれが効果的か理解できません。また、私のように糖質糖質1ℊあたり血糖値3上がる患者の食後高血糖のリスクにどう対処するのかが示されなければ、リスクを取ることは今のところできません。

ということで、やはり 糖質制限に落ち着いてしまいます。

コメント

  1. ゆりかもめ より:

    しばらく更新されていないので、お仕事忙しいのかな、なんて思っていました。

    私の周りで糖尿病が治ってもう薬飲んでいない、という人をふたり知っています。
    両人ともすごく太っていた方で、カロリー減らしてスリムになられました。
    ご飯や甘い物も今は普通に食べておられるみたいです。
    やはり、生活習慣で太っていた人は糖尿病治るんですよね。
    これ以上痩せられない私にはうらやましいです。

    • ホリデー より:

      ブログ、コンスタントに更新したいのですが、結構時間的に負担にもなるので、ぼちぼち更新するつもりです。ご心配をおかけしました。

      太る≒インスリンが豊富に出る、でしょうから、太りすぎの糖尿病はやせることで治りやすいのでしょうね。
      だからどんな食事方法でも、やせれば改善する人が多いのではないか、と思っています。

      ゆりかもめさんもこれ以上はやせられないということだとどうすればよいか悩ましいですね。
      私の場合はもう2~3kg体重を落とすことができるかもしれませんが、スリムな少年はかっこいいかもしれませんが、
      やせすぎおじさんはどうも体にもよくないような気もするし、思案のしどころです。