朝の血糖値の不思議

最近の起床時の血糖値はこんな感じです。

123
119
131
122
107
118
124
109
107
123
127
111

結構ばらつきがあります。ばらつきがあるのは今に始まったことでなく、大体こんな感じです。ふと思ったのが、これだけばらつきがるのにクリニックでの測定ではどうしてほとんど同じなのだろう、という疑問です。

2月 126
3月 124
4月 126
6月 125

たまたま、ということもありえますが、4回続くと偶然出ない可能性のほうが高い、つまり、何らか私の血糖値の傾向を反映しているのではないかという気がしてきます。

 

下は前回の暁現象の記事にしたデータです。

3:00123
8:00125
10:00127
11:00125
11:40117

朝食を取らずに血糖値の変化を見たデータを見て、もしかして、朝の空腹時には120台半ばを維持しようとするメカニズムというか体の意思が働いているのではないか、そんな気がしました。

そこで、休日にたまたま起床時の血糖値が低かった時に朝食をとるまで2時間時間をとってみました。

起床時  107
2時間後  126

データ数があまりにも少ないですが、この仮説、結構的を得ているかもしれません(医学的説明はできませんが)

朝起きたときに、体の中枢が、元気を出して動け、とホルモンを分泌して糖新生を行うことでエネルギーとしてブドウ糖を生産し血糖値が上がる。ところは末端の臓器や筋肉などの細胞は膵臓からのインスリンがないので、ブドウ糖を使えない。だから私は朝が弱い。加えて血糖値も高いまま。という仮説です。

ただ、120台半ば以上には血糖値は上がらないので、それほど大きな問題ではなさそう、と思います。

一日食べないで水だけで過ごしたらどうなるのか、血糖値は120台半ばで維持されるのか、上がるのか下がるのか、試してみたいような気もします。時間的な余裕があるときにやってみようかと思ったりもしてします。

コメント

  1. tama より:

    ガチの2型です。糖質制限(江部式ス-パ-)8年目です。糖質1で血糖値3上昇します。
    早朝空腹時血糖値はおよそ110から120です。
    そんな私が24時間絶食した時の最も低かった血糖値は75でした。
    このような低い数値は日ごろ目にすることはありません。

    • ホリデー より:

      tamaさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      空腹時血糖値と血糖値上昇のパターンは私とよく似ていますね。
      スーパー糖質制限8年目、ということは私より糖尿病歴、糖質制限歴は大先輩ですね。
      その間の経過など、もしよろしければまた教えてください。

      絶食は、血糖値を下げる(少なくとも上げない)ようですね。貴重な情報ありがとうございます。
      自分の場合どうななるのか、やってみたくなりました。24時間はやれなくはないけど、ちょっと大変そうです。

  2. モン吉 より:

    ホリデーさん、こんばんは

    朝の血糖値のバラつき原因には、測定器の誤差も原因にあるようです。
    又、簡易測定器で指先等の毛細血管で測るのと、病院で静脈の血液で測るのでは
    毛細血管の方がブドウ糖が多いので、10~20高くなるようです。

    それと、フリースタイルリブレも誤差が大きいようです。
    私もリブレを買おうと思いましたが、江部先生のブログで誤差が大きいとありましたので
    買うのを止めました。

    詳しくは江部先生の過去ブログ記事、「2010年7月26日」と「2017年12月26日」を
    ご覧ください。

    • ホリデー より:

      もん吉さん
      ありがとうございます。早速記事、読んでみました。私の場合は平均値をとると朝の血糖値は自己血糖測定<クリニックなので、やはり何かの要因が働いているのだと思います。それと、自己血糖測定していると、何となくですがばらつきの傾向はわかります。自己血糖測定は、たま(測定回数の1割くらいは)にあれっという数字が出ますが、まあ想定した通りの数字が出ます。私の朝の血糖値のばらつきは、たまにあれっではないので、いろんな要因でそんなことが起こっているのだと思います。

      リブレは、確かに便利そうですが、ブログのネタにするような実験をするには有効だと思うのですが、日々の血糖値管理には今の方法で十分です。リブレの価格が半額以下になったら使ってみる気になるかもしれませんが。