間欠的ファスティングやってみましたーその間の血糖値

間欠的ファスティング、やってみました。
目的は、ファスティングにより内臓脂肪の燃焼→インスリン抵抗性の改善を期待するものです。
ですから、ある程度の期間にわたって何度か実施する必要があるのだと思います。

まだ2回しかやっていませんが、血糖値にちょっと気になる影響ありです。

いずれも、朝食を取って、昼食と夕食を抜いてみました。
これはその方法がよいのではなく、顧客先で昼夜を提供され、朝はビジネスホテルの食事というパターンで、ビジネスホテルのバイキングは糖質制限でたくさん食べることができる、昼夜の提供される食事は炭水化物中心なのでお断りして食事抜きにするという私の生活パターンに沿ったやり方です。

一回目2回目
起床時102105
朝食1時間後132

(糖質12g)

159

(糖質17g)

就寝前91113
翌朝起床時8497

1回目は血糖値も少しずつさがたっと思われますが、2回目は昼夜食事をしなくても日中は110以上で下がりませんでした。もうちょっと下がってほしいところですが。インスリン抵抗性が高くて下がらないのか、糖新生が過剰なのか、その相乗作用なのか、たまたまなのか、何ともわかりません。何度かやってみたいと思います。食後高血糖は発生しないので、膵臓を休める、血糖スパイクにより欠陥を痛めることがない点だけでも、ファスティングは2型糖尿病治療に効果があるかもしれません。

次は、ファスティングを実施した日前後の朝の空腹時血糖値の推移です。

102
84ファスティング翌日
118翌々日
109
103
98
115
97
106
105
102
97
84ファスティング翌日
117翌々日

微妙ですが、ファスティング翌々日の血糖値が高めです。ファスティングをすると糖新生が活性化される、ということが起こるのかも、とも思ったりしています。となると、糖新生により空腹時血糖値が高くなっている可能性の高い私にはあまりよろしくないことかもしれません。
たった2度ですから、何ともわかりませんが。

食事を抜くことは以前は考えられなかったのですが、糖質制限生活のおかげでしょうか。苦行とは感じません。空腹感はありますが仕事をしていれば忘れています。寝る前はお腹がすいているなあ、とは感じましたが、食べたくて仕方ない、という感じではありませんでした。多分少し食べればもっと食べたい、と感じたのではないかと思います。

体重が減りすぎないように気を付けながら、定期的に(多分1回/10日程度)やってみようと思います。

コメント

  1. プーカプカ より:

    ホリデーさん おはようございます。

    この病に対して、己の体の反応に対して、腑に落ちたい。
    そういった患者の気持ちに分け入る、ホリデーさんのブログを、いつもウ~ンと唸りながら拝見しております。

    さて、先日コメント頂いた件につきまして、粗めのものでしたら今朝時点で入手可能の状態ですので、取り急ぎお知らせに参りました。
    http://healthy-company.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000125&search=%A4%AA%A4%AB%A4%E9&sort=

    自分は既に一つ購入済ですが、パンに使えるけど餅には苦しいかな?程度の粗さです。
    もしかしたら、自宅でフードプロセッサー等で挽き直すと、従来品に近くなるかもしれません。
    ご参考になりましたら幸いです。

    • ホリデー より:

      プーカプカさん
      わざわざお知らせいただきありがとうございます。
      リンク先、見てみます。

      カロリー制限がどうとか論文がどうとかより、おからパウダーが優先です。

      コハかあちゃんさんからのアドバイスもそうですが、ブログ書いているとよいこともありますね。
      人に助けてもらえるというのはありがたいし、うれしいことです。

      プーカプカさんのブログ、考えさせたり、にやっと笑えたり、いろんな角度からの記事で楽しませてもらっています。
      これからもよろしくお願いします。

  2. しらねのぞるば より:

    久々の米国出張から戻りました.日本人の会社員が仕事で米国人に会うという場合,おおむね相手は高学歴で 健康にも気を使っている人が多いでしょう.しかし,昔からの知り合いにも何人か再会しましたが,みな別人かと間違うほど太っていました.

    米国の『BMI=30以上が肥満』という定義でも,今や成人の3人に1人は肥満,日本流に BMI=25以上が肥満とすれば,7割を超すでしょう. 実際 今回の訪米中で 私(BMI=21.8)より細い人は,知人宅に夕食を招かれた時に会った12歳の娘さんだけでした.

    ただ,米国の普段の食事を見れば,この肥満も当然だろうと思います.

    – 炭水化物とラードの塊の高カロリー ファーストフード
    – 日本でいうファミレスに入れば ドカッと肉類を「積み上げた」ようなプレート
    – 砂糖たっぷりのソフトドリンク

    今回の出張でも,カフェテリアで昼食を一緒にとった先方のエンジニアから,『よくそんなVegan食が続けられるね.そこまでやらないと,それくらい痩せられないとは分かっているんだけどね』と感心というか,呆れた表情でした.もちろん彼も90kg超です.

    ところがその時私が食べていたのは

    【低糖質・高蛋白・高脂質+主食代わりの山盛りのサラダ】

    であって,日本なら『極端な糖質制限食』と言われてしまう,その同じものが 彼らの目にはVegetarianやVeganに見えるのです.

    今 米国では下記のように多数のHealthy Foodが叫ばれていて,それぞれネットでは数十万の熱烈なファンがいるようですが;

    Vegan
    Raw food, vegan
    Total vegetarian
    Lacto-vegetarian
    Ovo-vegetarian
    Lacto-ovo vegetarian
    Mediterranean
    Whole-foods, plant-based, low-fat
    Slow Food

    どれも現代の米国食に対して「こんなことを続けていてはいけない」と,アンチテーゼとして打ち出されたものであり,目的はたった一つ=『いかにして低カロリーで満腹感を達成するか』です.
    痩せるために・オーバーカロリーから逃れるために,米国人らしく きちんと理論付けで補強した工夫の数々だと思います.

    以前 「Healthyな朝食だ」といいながらバケツSizeのヨーグルトをかきこむ米国人に私が驚いたように,日米それぞれで『普段の食事』のベースがまるで違うという背景事情を考慮せずに,米国の健康食をそのまま直輸入して日本でも同じように,というのは早計だと感じました.

    Plant-Based Foodについて帰りの飛行機の中で調べたこと・考えたことをまとめて,明日にでもご報告しようと思います.

    • ホリデー より:

      しらねのぞるばさん
      お帰りなさい。お疲れさまでした。
      時差ぼけ、大丈夫ですか?
      私もかつて何度かアメリカ出張しましたが、アメリカで時差ボケ、ようやく対応出来たころ帰ってきてまた時差ボケでたまった仕事をこなすのがしんどかった記憶があります。

      私はアメリカのことはよく知りませんが、ハワイで1週間観察したところでは、糖質制限か脂質制限かではなく、どっちももう少し減らしたほうがいいんじゃない!という印象でした。ですので、ぞるばさんの書いているアメリカの様子、さもありなん、という感じがします。

      Plant-Based Foodのコメント、楽しみにしています。