食後の散歩の食後高血糖抑制効果-血糖値のピークの前に運動を終える

朝食2時間後の血糖値です。

110代の数字を見ると気分がよくなります。

そこで、食事直後の散歩と血糖値の実験をしてみました。

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実験の内容

実験の内容は以下の通りです。

食事開始15分で食事終了:食事の糖質は23g
15分休んで食後30分から20分散歩(速足)
10分休んで食後60分から以下の時間帯の血糖値を測定する
食後1時間
食後1.5時間
食後2時間
食後3時間

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安静の場合の血糖値の想定

食後血糖値の低下のパターンは私の場合ばらつきが多いですが、20g程度の食事の平均的な値で想定してみました。

 

食後1.0時間185
食後1.5時間165
食後2.0時間145
食後3.0時間125
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結果

食後1時間:散歩後10分

185の想定が132です。30分の散歩で50くらい血糖値が下がります。20分でも速足なら同じくらいの効果あり、ということでしょうか。

食後1.5時間

上がってしまいました。まだ消化していなかった分で血糖値が上昇したと思われます。

食後2.0時間

さらに少し上がりました。いつもなら1.5時間より血糖値が下がりますが、下がりませんでした。

食後3.0時間

漸く下がって空腹時血糖値に近づいています。

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想定と結果の比較

想定結果
食後1.0時間185132
食後1.5時間165161
食後2.0時間145166
食後3.0時間125131

20~30分の散歩(速足)は50位血糖値を下げます。

一方で、散歩している時間は消化活動が少なくなり、運動を終えてからまた消化するのではないかと考えられます(あくまで素人考えですが)。

体が活発に活動するときには交感神経が優位になり、その時には消化活動は小さくなります。そういう現象が起こっている可能性はあります。

胃腸のためには、消化のピークを過ぎるころからの運動のほうがよいのではないか、そんな気がします。血糖値を下げることと胃腸をいたわることのどちらを優先するかということになります。

今回の実験は前回の実験とは異なり、食後血糖値のピークと思われる食後1時間の前に運動を終えました。
(前回の実験 食後の運動が血糖値を下げる効果-実測)
どうもピーク時をはさんで運動するのが、食後高血糖の抑制とその後の血糖値の降下にもよさそうです。

私としては食事の糖質量を抑えることで食後高血糖対策としての運動を無理して行わない、運動は食前などそもそも運動に適していると言われる時間に行ったほうがよさそう、という方針は変わらず、です。
参考:食後高血糖を防ぐための運動はやめました

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