朝食後に散歩を行った場合と行わない場合で食後血糖値にどの程度変化があるのか比較してみました。散歩ありのデータは前回の記事と同じです。
表を作ったのですが、表では見ても傾向がわからないので、グラフを作ってみました。
想定していたイメージは以下です。
グラフ作成に際しては、傾向を見ることが目的なのでデータを一部加工しました。
・散歩開始直前(食後30分)のデータがないものは平均値の145を代入する
・食事前のデータがないものは、平均値の120を代入する
・食事の糖質量はいずれも概ね30g、散歩は約30分で、速足(かつ大股で歩く)+時々小走りを交えるやりかたです。
*表形式のデータは本記事の末尾に掲載しておきます。
赤の2本の線が、食後の散歩なし、その他は散歩ありです。
さてこの結果をどう見るか、ですが
・赤の2回はいずれも160を超えており、朝食で糖質30gは、運動をしない場合、私の血糖値管理上好ましくない。とはいえ、たった2回のデータですが、そのうち1回はピーク値が160台に収まっておりまたか最大値も184なので(200超えではないので)、30g程度でもたまには許容範囲かもしれない。
・食後の散歩の効果は何とも言えない。散歩直後は明らかに血糖値が下がっているが、ほとんどの場合血糖値はリバウンドしており10回のうち2回は160を超えていて、高血糖を抑制するという目的からは、効果は十分とは言えない。
・10回のうち8回は最大値が160以下なので血糖コントロールできているといえるかもしれないが、ピーク値を測定できているわけではなく、特にピーク値の可能性のある食後105分のデータが少ないことが気がかりである。=やはり食後散歩により血糖値コントロールできているとはいいがたい。
労力をかけた割には、「何にもいえねー」になってしみました。
科学的な実験ではないですが、データの取り方の枠組みをあらかじめ明確にしておけばよかった、と反省というか少し残念に感じています。
散歩後のリバウンドを少なくする方法を見つけ出すことはできないのか、、、今後の課題です。
散歩なし | 散 歩 あ り | ||||||||||||
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | |||
食事前 | 122 | 122 | 116 | 119 | |||||||||
散歩直前食後30分 | 168 | 155 | 142 | 151 | 138 | 151 | 142 | 150 | 147 | 146 | |||
食後45分 | 184 | ||||||||||||
食後60分 | 165 | 161 | |||||||||||
散歩直後食後75分 | 154 | 173 | 117 | 119 | 123 | 128 | 128 | 122 | 103 | 131 | 120 | 116 | 136 |
食後90分 | 145 | 167 | 127 | 120 | 137 | 149 | 129 | 135 | 169 | 146 | 153 | 149 | |
食後105分 | 148 | 170 | 143 | ||||||||||
食後120分 | 139 | 129 | 153 | 134 | 147 | 138 | 129 | 149 | 129 | 136 | |||
食後135分 | 126 | 140 | |||||||||||
食後150分 | 146 | 116 | 137 | 137 | 128 | 128 | 130 |
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