アビガンの不思議

>ここのところ、糖尿病食事療法日米比較という今ほとんどだれも関心を持たないと思われる記事を書いています。

自分自身の関心がコロナばかりになって不安になったりイライラしたりするのを避けるためでもあるのですが、、、

コロナウィルス関連の報道を見ていて、疑問に思う事は多々ありますが、そのひとつが、何故効果がある薬であるアビガンをもっと積極的に使わないのか、催奇性という副作用がわかっているのだから、妊婦に使わないのは当然として、一定年齢以上の人には養成と分かった時点で投与すればもしかしたら助かった人も多かったかもしれないのに、、、、と思っています。
もちろん、副作用というのは、動物実験で催奇性があると判明しているという事だけであり、人間に使った場合にどのくらいのリスクがあるのかもわかっていないはずで、また、催奇性という副作用があるなら、他にも副作用は沢山あるかもしれません。

それにしても、副作用の明らかなレムデシベルを承認し、日本で開発された薬であるアビガンを承認しないのはなんだかおかしい・不思議?と感じています。

アビガンを投与された赤江珠緒さんが自分が投与された理由について以下の様に説明されています。

現在、アビガンの研究を行っている機関と、そこに研究対象グループとして申請した病院しか使えないというのが現状のようです。ですので、ちまたでは、アビガンが使える人と、使わない人の差は何? 医療関係者にコネでもあるの? なんていう臆測まで飛び交っていますが、そういうことはないようです」と説明した。
続けて「患者は入院の病院を選べませんが、たまたま、その病院が申請を済ませていた場合、使える、そうでなければ使えないというのが現状のようです」と説明。その上で「この申請が、必要書類などがかなり多く、大変な作業だったと医療現場の方から聞きました」と入院先の病院で取材した、医療関係者の声を紹介した。

(日刊スポーツ 5/2 )

気になるのは、申請の手続きが大変、というところで、これは新薬の治験としては通常の事なのだろうと思いますが、このような緊急事態に手続きを変えないことに意思を感じてしまいます。(邪推であってほしいとは思いますが)

こんなブログ記事を見つけました

以下の経過は、あくまで青山繁晴個人の解釈による経過です。
ぼくだけの責任において、国民に情報を開示します。
このアビガンが認可されない問題について、安倍総理は加藤厚労大臣と連携しつつ、みずから直接、厚労省に厳しく問い続けました。
厚労省は何を問われ、何を指示されても「分かりました」と持ち帰るだけで、何も対応が変わりません。
そこで安倍総理が加藤厚労大臣と共に手を尽くして真相を調べたところ、厚労省の薬事部門が、アビガンの製造元である富士フイルムと、富士フイルムが買収した富山化学、すなわち苦闘の末にアビガンを初めて実用化にこぎつけた富山県の地元メーカーと関係が薄いことが重大な背景となっていることが分かりました。
早い話が厚労省の本音は「富山化学なんて天下りもしていないし」ということにあるという事実が浮かび上がってきたのです。
これを内閣総理大臣が抉 ( えぐ ) り出したのは、客観的にみて、一国の最高指導者による内部改革の試みと言えます。
不肖ぼくは、武漢熱を契機に、厚労省が「薬事マフィア」と「医事マフィア」の利益連合体に成り果てていることをあらためて深く確認しました。
祖国の主権者の健康を預かるという使命感、愛国心が決定的に欠落していることに気づかざるを得ませんでした。

(「青山繁晴の道すがらエッセイ」より)

青山繁晴氏は、自民党の現職国会議員です。ですから、あまりいい加減なことを書くとも思えないのですが、、、。

解説するような内容ではないですが、「へーっ」と思ったので記事にしてみました。

青山氏のブログは総理や厚生労働大臣への批判を、官僚批判にすり替えようとする意図と理解するのが常識的でしょうか。

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