メトホルミンの血糖値上昇抑制効果-その2

前の記事で、私のデータからはメトホルミンの血糖値抑制効果が10程度と想定されることを書きました。これは、

・メトホルミン休止前と休止後の起床時血糖値の変化(休止前後一か月)
・朝食後の血糖値上昇
・HbA1cの変化(メトホルミン使用前と休止直前)

の3つのデータからの推定です。

メトホルミンを飲み始めた時に考えたことは

「糖質制限で食後血糖値の上昇はある程度抑えられ、HbA1cも6.0を下回る程度で安定してきたが、起床時血糖値はなかなか改善しないので、起床時血糖値の抑制≒糖新生の抑制効果を期待しして、トホルミンの服用を開始する」

でした。

自己血糖測定の実感値としては、メトメトホルミンの使用開始直後は、血糖値抑制の効果はほとんど感じることがなく、半年程度経過してから、そういえば少し良くなったかも、と感じた、というのが実際のところです。

起床時血糖値とHbA1cの変化をグラフにしてみました。

青い縦線が2本ありますが、左はメトホルミンの開始(250㎎/日)、右は1000㎎/日への増量の時期を示しています。

このグラフだけだと、視覚的にはメトホルミンの効果ははっきりしていないようにも思えます。

 

 

 

 

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