メトホルミンの休止前と休止後の起床時血糖値の変化について前の記事に書きました。
メトホルミンの休止前と休止後の起床時血糖値
前後各2週間程度の状況ではありますが、休止前107、休止後114ですから、
メトホルミンの起床時血糖値への効果は -7です。
食後血糖値への効果
食後血糖値への効果は、条件をそろえた(同糖質量、その他もほぼ同じ)一定数以上のデータがとりづらいのですが、自宅での朝食は比較的同じような食事なので、定性的ではありますが比較してみます。
私のよくある朝食のパターンは、
無糖ヨーグルト100g 糖質6g
野菜サラダ 糖質2~3g
おから蒸しパン 糖質1~2g
目玉焼きorオムレツ ソーセージ コーヒー 糖質0g
で糖質は10g程度です。
食後1時間の血糖値は
メトホルミン休止前 135~145
メトホルミン休止後 140~155
で、メトホルミンの血糖値抑制効果は -10~15 と考えられます。
(食前からの血糖値の上昇幅ではなく血糖値の絶対値を見ています)
HbA1cの変化
メトホルミン服用前と休止直前のHbA1cを比較すると
メトホルミン服用前 5.9
休止直前(1000mg 1年服用) 5.5
HbA1cの計算式(推定平均血糖値(mg/dl)=28.7×HbA1c(%)-46.7)に当てはめると
0.4の変化は-11.48 となります。
メトホルミンの血糖値抑制効果纏め
あくまで私の場合、かつおおよそのデータですが
起床時血糖値 -7
食後(朝食) -10~15
HbA1cの変化 -11
で、私の場合のメトホルミンの血糖値抑制効果は -10 程度
と考えられそうです。
(データに嘘はありませんが、結論の信頼性は?ではあります)
この数字の信頼性も?ではありますが、仮に概ね正しいとしてメトホルミンで―10程度の血糖値抑制効果があるとして、この効果を得るためにメトホルミンを継続した方がよいのか、やめた方がよいのか、を考える必要がありそうです。
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