起床後の血糖値上昇と糖尿病の分類仮説

前回の記事で、私の朝の血糖値上昇について、

125程度の血糖値まで上昇させ、そこで維持しようとする体の”意思”がある、という珍説を書きました。そしれそのコントロールはインスリンと糖新生の相互作用ではあろうが、糖新生が主なコントロールを行っているのだろうという妄想仮説を加えました。

血糖値を125程度まで上昇させそこで維持しようとする意志があるのではないかと思った理由

血糖値の推移を眺めていて、125をKEEPしようとする意思を感じてしまいました。(前回の記事ではデータが不十分でした。)

起床時血糖値(自己測定、平均値)起床2時間後の血糖値(クリニックでの測定)HbA1cHCA1cから計算する平均血糖値
17.121268.6200
18.021341267.3163
18.031271246.8148
18.041301266.1128
18.061171256.0126
18.091161306.0126
18.111101266.0126
19.011081265.9123
19.031061195.7117
19.06(108)1195.8120
19.08(108)1205.7c117

( )は、まだ集計していないので概数です。

糖尿病発覚の翌月からすでに起床後2時間値は126です。自己血糖測定値は130から110に徐々に下がってきていますが、その間一貫して起床後血糖値は125程度でした。

発覚当初の数か月は起床時の平均が125以上なので、何が起こっているかはわかりませんがそれ以上に上がることなく2時間後には125程度になっています。

2019年3月以降は125から120程度に下がっています。これが継続するのか下降傾向で徐々に下がるのか(それを期待したいですが)、125前後まで戻るのか、今後の様子に注目しています。

糖新生過剰型もあるのでは

糖尿病の高血糖の原因は

インスリン抵抗性(主に肥満型) と インスリン分泌不足(主にやせ型?)

とこれまで理解していました。
私は、どちらかといえばやせ型なのでインスリン分泌不足と思い込んでいましたので、検査でインスリン抵抗性ありとなってとても驚きました。そのごグルカゴンの反乱が話題になったこともあっていろいろと思い付きを膨らませて考えると、インスリン抵抗性というより、糖新生過剰で血糖値が高くなっていると考えられると思うようになりました。

高血糖の主な原因は

インスリン抵抗性(主に肥満型)
インスリン分泌不足(主にやせ型?)
糖新生過剰(グルカゴンかその他のホルモンによるものがはわかりませんが)

の3つなのではないか(ほかにも知られていない原因があるのかもしれませんが)、そんな妄想仮説を持っています。

私の場合で言えば、糖新生過剰による血糖コントロールの乱れは以下の場合に現れている、と考えることができるかもしれません。
・高めの空腹時血糖値
・起床後の血糖値上昇
・朝食での糖質量以上の血糖値上昇
・タンパク質摂取の血糖値上昇

短期間で完治・寛解する人とは

さらに妄想を膨らませると、数か月で完治・寛解状態に言った人は、インスリン抵抗性が主な原因(インスリン分泌は十分)でかつ糖新生過剰があまり起こっていない、2型糖尿病発症者全体の中では少数の人なのではないかと憶測もしたりしてみます。

 

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